017JP模擬講義

模擬講義

戸田雅子先生
所属:農学研究科
日時・場所:10月 27 日(金)13:30~14:30 B204
タイトル:食の持つ抗アレルギーのポテンシャル
概要:食物アレルギーの発症率は高く大きな社会問題となっていますが、研究の世界では、
予防や治療方法の確立にむすびつくブレイクスルーが起こっています。この講義では、その
ような研究も含めて、食がもつ抗アレルギーのポテンシャルについて紹介します。

岡田彩先生
所属:情報科学研究科
日時・場所:10月 28 日(土)10:00~11:00 B204
タイトル:寄付したくなる広告とは? NPO の広告を「社会学」のレンズで見てみよう
概要:SNS を見ているとき、スーパーで買い物するとき、電車の中など、私たちは日常生活
の中でしばしば寄付をお願いされています。皆さんは、どのような情報とともに呼びかけら
れると、貴重なお金を寄付しようと考えるでしょうか。様々な社会課題のために寄付を呼び
かける NPO が、どのような情報を、どのような見せ方で提示しているのか。社会学の観点
から検討してみましょう。

村尾修先生
所属:災害科学国際研究所
日時・場所:10月 28 日(土)13:30~14:30 B204
タイトル:関東大震災から 100 年:災害と都市の復興
概要:関東大震災から 100 年が経過しました。災害大国日本では過去に数々の巨大災害を
経験しながらも、それらを教訓として災害に強い街づくりに努めてきました。ここでは災害
と都市の関係および都市復興の意義について講じます。

嶋﨑啓先生
所属:文学研究科
日時・場所:10月 29 日(日)10:30~11:30 B204
タイトル:猿蟹合戦に臼が現れるのは何故か?
概要:日本の昔話「猿蟹合戦」では猿を攻撃するメンバーに臼が含まれています。この臼の
由来を探ると、意外にもこの物語がヨーロッパとつながっていることが分かります。仇討ち
という日本的なテーマを扱いながら、このお話にはヨーロッパ的なものが混入しているの
です。そのように文化は多くの場合純粋ではなく、多様な要素の混合体であることを考察したいと思います。

笠田竜太先生
所属:金属材料研究所
日時・場所:10月 29 日(日)15:00~16:00 B204
タイトル:核融合エネルギーブーム到来!?現状と未来
概要:人類が手にし得る究極のエネルギー源である核融合炉の実現に向けて、現在世界が協
力して核融合実験炉 ITER の建設を進めています。更に野心的なビジョンを掲げる核融合ス
タートアップ企業もわが国を含めて世界中で立ち上がっており、いわば核融合ブームが到来
している様相です。本講義では、核融合エネルギー開発の現状と未来について文理両者の観
点から論じます。

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