326JP笠田先生のインタビュー

模擬講義教員インタビュー  笠田先生

今行っている、または行おうとしている研究について教えてください。

笠田先生

原子力・核融合炉に使われる材料を研究しています。激しい放射線や熱に耐えられるような材料です。また、原子力発電所の材料の劣化の過程を明らかにするための基礎研究もしています。

研究者に必要なのはどのような能力ですか。

笠田先生

研究それ自体は地味であり他の人が気にもとめないようなことを調べる必要があるため、研究者には粘り強さが必要です。研究者は愚かでは出来ませんが賢いとやらないようなことをやる真面目で謙虚な人でもあり、とことん追究して新しい発見に喜びを見出せる人でもあります。また、これらに加えて研究をどのように人に説明するかという能力が大切になってきます。

東北大学ならではの魅力は何でしょうか。

笠田先生

学生が勉強・研究に対して真面目なところがいいと思います。仙台はほかの都会に比べたら誘惑が少ない(いいのか悪いのかは分かりませんが)ため、勉強に専念できることもいいと思います。また、東北大(生)は大きなポテンシャルを生かし切れていないところがあり、だからこそ多くのチャンスがあると思います。

仙台のおすすめスポットやお店はありますか。

笠田先生

遠刈田・作並・秋保・蔵王などの温泉がおすすめです。片平キャンパスの近くのお店では究極のあじフライが食べられる「氏の木」、仙台のとんかつでは一番かもしれない「とんかつ遠藤」、イチゴ大福をリーズナブルに食べられる「村上屋餅店」、創作和菓子がある「和菓子豆いち」などがおすすめです。

大学生に伝えたいことはありますか。

笠田先生

東北大生には高いポテンシャルがあるため、どんなことでも新しい発見や喜びを得られると思います。このために、いつまでも大学受験時の栄光や失敗のような昔のことにとらわれずに、新しいことにどんどんチャレンジするべきだと思います。チャレンジをすれば学生時代に小さな失敗を繰り返しても、例えば大学教授くらいにはなれます。また、学生時代の膨大な時間を活かして数ヶ月単位で海外留学に行って多様な文化を実感することをお勧めします。

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