018JPテーマ決定

第75回東北大学祭テーマ

、されどソラの蒼さを知る。

第74回東北大学祭は、コロナ禍の影響で来場者の人数制限、飲食の制限があったものの、数年ぶりの対面開催でした。制限はあったものの、感染対策を徹底し、様々な方々のおかげで学祭を成功させることができました。第75回東北大学祭は先輩方が築き上げてきた東北大学祭の伝統を受け継ぎ、完全復活を目標とする重要な学祭であると認識しています。再び、コロナ禍以前の学祭本来の活気を取り戻し、学生をはじめとした、東北大学祭にかかわるすべての人が輝くことのできる学祭にしたいのです。そこで、『、されどソラの蒼さを知る。』が第75回東北大学祭のテーマにふさわしいと考えました。この言葉は、ことわざの「井の中の蛙大海を知らず」にあと付けされた「されど空の青さを知る。」という言葉で、「、」がその含みを示しています。井の中の蛙とコロナ禍で狭い世界に閉じ込められてきた私たちの世代はどこか通ずるものがあります。狭い井戸の蛙は、広くて青い海は知らないですが、狭く暗い井戸であるがゆえに、空の青さを知ることができます。「空」を「ソラ」に、「青」を「蒼」に変えた理由は、「ソラ」が自分自身(蛙自身)を表して、「蒼さを知る」がその自分自身の色(蛙の色)、つまり自分自身の個性、夢、目標、可能性は、コロナ禍の狭くて暗い環境でもがき、苦しんで成長してきた自分が一番知っているんだという意味を含ませたかったからです。今こそ、コロナ禍の制限から解放され、ジャンプしましょう。

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