255JP現代思想研究会

C402 現代思想研究会
10/27(金)

展示
#学生に賃金を
#文明の超克と生の躍動

学生から大学を考える

「学生に賃金を」。60年前のイタリアに現れた一見突飛にも聞こえるこの主張を通じて、学費を現に徴収されている学生という立場から大学の問題を捉え直していくことができるのではないか。ゲストに栗原康先生と白石嘉治先生とをお呼びし、この「学生に賃金を」というテーマを中心に、学生と大学の問題を議論していきます。政治を生の躍動として描き出し、『学生に賃金を』を題に持つ著書のある栗原先生と、文明自体を問い直し、その桎梏からの解放を主張する白石先生との視点は、学生を「消費者」とするような状況、学生が自らを「消費者」としてしまうような状況に亀裂を入れうるものです。その亀裂を内側からもたらすべく、この度学祭に出展し、状況を揺るがしていくような議論を盛り上げる場を作り出そうと思います。

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