No.05 萌ゆる記憶を閉じ込めて

No.05 萌ゆる記憶を閉じ込めて

MiSCREAM

"伝えた言葉と重なった合図
全て 僕と 君の 特別になる
例えばの夢心地 差し込むぬくもりが
もう少しだけってさ 目が覚めて
戻る前 1秒後 その退屈ささえ
巻き込むほどの日常

萌えあがる瞳 眠っていた 青色が澄んだ

伝えた言葉と重なった合図
全て 僕の 特別になる
青い春が吹く 季節が始まる
消えない 逃げない 褪せない 永遠になる

普通だと思ってた 退屈なこの日が
特別だと 気づいた その日から
くしゃみすら逃さないように過ごしている
思い出抱いて走ってゆけ

萌えあがる瞳 眠っていた 花びらが散った

振り返る君と目を伏せる僕は
全て いつか 特別になる
青い春が吹く 季節が終わっても
消えない 逃げない 褪せない

このほうき星の 記憶を閉じ込め
(ビニール傘の弾くきらめきを)
2人 見るの 一面星空
(裏から覗いたね 星空)
青い春が吹く 季節が変わっても
消えない 逃げない 褪せない 萌ゆる記憶よ"

作曲者のコメント

~楽曲に込めた思い~
“この瞬間を、特別と思いながら生きる”
今年の大学祭のテーマを聞いて、私たちが感じた思いです。大学生という時間は、私たちの人生の中で最も自由で、最も人それぞれ違う時間だと思います。ある人は毎日友達との時間を過ごしたり、ある人は研究に明け暮れたり、ある人は家でゆっくりとした時間を過ごしたりするでしょう。そんな生活の中で流れる時間は、どの瞬間を切り取ってももう二度と体験することができない記憶になると思います。しかし、この時間が”特別”だと感じながら過ごしている人はあまり多くはないのではないでしょうか。振り返った時に後悔しないように、取りこぼした思い出がないように、この3日間の大学祭の一つ一つの瞬間を特別と思いながら過ごしましょう。この曲が、皆さんの特別な瞬間に彩りを添えられたら幸いです。

~楽曲の制作コンセプト~
大学生という時間は、私たちの人生の中で最もそれぞれが自由に過ごす時間だと思います。その中でも大学祭という場は、多くの人が一同に会する数少ない時間です。そんな大学祭という期間、またその準備をする期間で周りの人たちと共有する時間やそのとき感じる感情は、まさしく萌ゆる記憶なのだと思います。そのようなテーマに込められた思いを、自分だけでは作り出せない記憶を一緒につくって特別な時間を過ごそうという歌詞で表現しました。また、曲の後半の部分で、2人で掛け合いをするところがあるのですが、その部分では2人で同じ時間を過ごしても、その瞬間に2人が感じること、記憶に残ることが異なっている様子を表現しました。この2人の違いが、ボディコピーの”色や形はみんなちがう。けれど、色とりどりの花束は、美しい”の部分に当てはまるのではないかと考えています。

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