No.11 シンパシー/It and holy you

No.11 シンパシー/It and holy you

 今年の東北大学祭が参加者全員の胸に刻まれることを願いこの曲を作りました。

 大学祭は毎年開催、というのが当たり前になっていますが、それを実現させるには大きな努力が必要です。参加者や仲間がいることで生じる使命感が、その努力にモチベーションを与え、心に遺るようにするのだと思います。ここ最近の東北大学祭で、運営者、出店者、観客など様々な立場でのたくさんの参加者が大学祭を盛り上げようとしているのを見て、この人と人をつなぐ何かを表現したいと思いました。各々が実現したいことに新鮮な気持ちで臨み、その最中の楽しさ、或いは辛さや儚さも含め、その全部が輝いた小さな記憶、記録になる様を表現してみました。また、自分にとっての思い出、すなわち自分を支えてくれた人へのメッセージも込められています。この曲も友人と創り上げています。

皆さんの大学祭が美しくなりますように。

<歌詞>

揺すられて動いて弾ける心が
巡ってまたここから 始まる

「楽しい」なんて言葉で 表せるもんじゃないや
無機質な教室が 無意識に彩られている

運命なんてものがあるとするならば
私に羽がつけられて 一緒に雲の上を飛んでいる

今 今 溢れている笑顔は
ただ ただ それだけでいいのだろう

揺すられて動いて弾けた あの記憶は
消えないから
手のひらに包んでおきたいの
純粋なのだ きっと何かが同じなのだ
見つめ合うの これが全てみたいに 

「またしよう」なんて言葉で 簡単に続くもんじゃないや
無色の風が吹いて 無常な現状が運ばれてくる

宿命なんて当たり前だと思ってた
改めて目の前にして 一人暗い森に落っこちていた

ああ ああ 堪えられない涙は
ただ ただ どうしようもないのだろう

気づいたときには遅かった あの傷跡が
消えないから
テープを何度も貼り直した
ちっぽけだった だけどみんな同じなのだ
手が伸びていた もっと広い空を知った

信じてまた飛びあがって見えた
雲の下に たくさんの椛が
鮮明な彩で ステージを飾っている

(揺すられた心)
開けた窓を繋ぐ この結び目は
ほどけないから
アルバムには載せられないよ
一つだけ 私の文字で カプセルを作ろう
いつかそんな時が来たら また会えるように

Now it’s my tiny turn to decorate everyone’s life,
and it’s everyone’s turn to decorate everyone’s life.

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