No.2 咲かせるこの日の思い出を。/みなうた

No.2 咲かせるこの日の思い出を。/みなうた

今年の学祭のテーマ「綴るこの日の思い出を。」に沿って、大学生がこの日の思い出を紡ぎ、来場者や卒業生が青春時代を思い出すきっかけになるような歌詞を書きました。例えば、「あの日って馬鹿だったね」「昔話で笑い合ってた」といったフレーズを使って、将来に語り合い、笑いあえるような思い出を作り、卒業生にとってはあの日のことを思い出させる歌詞になっています。また、「今日の色を綴ろう」、「明日の夢も描こう」という歌詞には、今日を楽しみ、その出来事を胸に刻みながら、未来のことも共に語り合おうという意味が込められています。歌詞に出てくる「花、青空、紅葉、雪明り、四季折々」とか、「鮮やかに咲く萩」とかは、東北大の学生たちにとって共通の思い出の風景です。


希望や元気を与えられるよう、この曲は軽快で、明るく楽しい雰囲気に仕上げました。学祭にふさわしい陽気な雰囲気を持ち、この曲がみんなの心に残り、大学祭が素晴らしい思い出の日になるといいなと思います。最後に、曲名のように、皆さんがこの日の思い出をいつか咲かせることができますように。

<歌詞>

光る季節の中で 舞い散る花を見て
「巡り会いは 別れの種」
そんなこと言わないでね

綴り切れぬ思い出 この歌に乗せて
遠くへ 未来へ
この日を響かせて

鮮やかに咲く萩 桜散る間に木漏れ日
何気ない 僕らの日々を 染めていく

今日の色を 綴ろう 墨が切れるまで
言葉にできない 思いを刻み込め
明日の夢も 描こう 心の絵の具で
青春のページに 彩りを添えて
未来の君へ

移る季節の中で 欠片になってしまって
「そういえばあの日 馬鹿だったね」
昔話で笑いあって

いつか芽吹く思い出 まだ急かさないで
振り向くよりも 楽しめ!
今日という種も埋めて

花、青空、紅葉、雪明り、四季折々
瞬く間に 過ぎてゆく 日々の中で

今日の色を 綴ろう 墨が切れるまで
言葉にできない 思いを刻み込め
明日の夢も 描こう 心の絵の具で
青春のページに 彩りを添えて
未来の君へ

今日の風に誘われ 記憶の庭で咲いて散って
花びらが 僕らの日々を 埋めていく

今日の色を 綴ろう 墨が切れるまで
言葉にできない 思いを刻み込め
明日の夢も 描こう 心の絵の具で
青春のページに 彩りを添えて
未来の君へ

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